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◎今日の警戒情報:6・30☆4ヵ月連続の月足陽線

※警戒度 A:大変危険 B:ほどほどに注意 C:頭の片隅にでも
(特にことわりがなければ、日経225についての警戒情報です)

6月30日
日経平均 9958.44↑174.97
225日中09 9930↑110

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【今日の警戒レベル】
↑上昇警戒レベル B
・本日、露骨な大幅上昇で9500~10000処のボックス上限にピタリと張り付く格好でした。
 それによって、4ヵ月連続の月足陽線達成。
 また、月足ベースで12ヶ月線を2007年7月以来2年ぶりに上回った。
 明日はドレッシング買いの反動安が懸念されるが、
 日銀短観好感で10000越えを果たせば上値を追う展開も考えられる。
↓下落警戒レベル B
・本日ボックス圏上限に到達したことと、ドレッシング買いの反動で、
 明日は下値を探る展開となるのが定石。
 しばらくは9500~10000処のボックス内に留まるか否かで株価を捉えていきたい。
 
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【今日の変更点】(内容の変更のみで、日付など些細な変更は含みません)
*** ファンダメンタル ***
◎上昇警戒要素◎
・「③ドレッシング買い」削除
*** テクニカル ***
・「①月足」追加
◎下落警戒要素◎
*** ファンダメンタル ***
・「⑧ラトビア破綻」文章変更
*** テクニカル ***
・「①5ー25日線デッドクロス」削除
◎総合考量◎
・「☆総合考量☆」文章変更。

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↑上昇警戒要素↑
*** ファンダ ***
①日・米の新経済対策 C
今さらインパクトのある経済対策は考えにくい。
欧・米・日共に財政出動・金利政策は限界っぽい。
特に欧米は国債の格付け引き下げを睨みながらなので特に難しいと考えられる。
この点、今後は、出口論いかんで大きく変わってくるものと思われるので注意してみていきたい。

②良好なセンチメント B
6月29日、みずほFGの巨額新株発行の情報に素直に希薄化懸念の反応をした。
以前は新株発行にも「財務の健全化」などといってポジティブに反応したことを考えると、
やはり以前ほどの良好なセンチメントはないか。

*** テクニカル ***
①月足 B
本日の上昇によって、4ヵ月連続の月足陽線達成。
また、月足ベースで12ヶ月線を2007年7月以来2年ぶりに上回った。
中長期的には上昇トレンド維持。

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↓下落警戒要素↓
*** ファンダ ***
①PER40倍超え A
日経平均のPERは現在約40倍強。
このV字回復を前提とした数字は達成困難である可能性があるため、注意。

②PBR1倍超え B
買い方のめどになりやすいPBR1倍は既に超えた。
現在割安感はなし。

③米金融機関の現実と株価のギャップ A
実際にはグダグダだと思われる米金融機関と現在の株価のギャップはすさまじいものに
なってきている。
FBR理事や地区連銀総裁の経済見通しで、2009年の失業率が、9.2%~9.6%となった。
ストレステストで用いられた景気最悪シナリオの前提である2009年の失業率
は8.9%であるため、早速シミュレーションの前提が崩された形となる。
GMが破綻したことで、業率が更に上昇することはほぼ確実。
ストレステストは、金融機関への信用を取り戻す策であるというのが私の個人的な見解だが、
こうも早くボロが出ると投資家の頭に金融危機の文字が再び浮かぶのでは?

※6月6日追記
5日の米雇用統計は、
非農業部門雇用者数の減少幅が予想を大きく下回ったが、
その一方で失業率は上昇した。
失業率は前月の8.9%から9.4%と上昇し、1983年7月以来の水準に達した。
この失業率の数字は明らかにストレステストの前提よりも悪く、
やはり、金融不安再燃の可能性を考えておきたい。

④米英国債格付け引き下げ B
5月21日には、S&Pが英国債の格付け見通しを引き下げ。
また、ロイターの記事によると、
著名テクニカル・アナリストのロバート・ブレクターが、
米国が2010年末までにトリプルAの格付けを失うとの見通しを示したと伝えた。
ロイターサミット:米国、来年中に格下げへ=著名アナリスト
著名アナリスト云々というよりも、ロイターがこのような記事を書きだしたことに注目したい。
というのも、現在このような暴落の鍵となる要素はたくさんあり、
このような記事が、そちら(マイナス要素)に注目がなされるきっかけとなる可能性があるからです。

また、中国、ロシアをはじめとするBRICs諸国が米国債からIMF債に乗り換える動きや、
準備通過問題を積極的に取り上げる動きをしていることにも注目したい。
BRICsの動きしだいで米ドル・米国債が一気に傾く可能性が充分にある。
(※参考「IMF債、中央銀行間で取引される可能性=ストロスカーン専務理事」)
(※参考「ロシア大統領、BRICs首脳会議で準備通貨問題を取り上げへ」)

※6月17日追記
BRICsのドル離れ、米国債離れの動きがさらに進んでいる様子。
この動きがいつさらに加速するか、そこが見極めどころか。
(※参考「BRICs:国債持ち合いなど検討、ドル依存低下に向け-首脳会議 」)
(※参考「BRICs首脳会議は新興国の発言権拡大を要求、ドルには言及せず」)

また、このようなBRICsの動きを根拠づけるように米国の財政赤字を報じるニュースが。
BRICsの動きと相まって再び極悪なファンダ面に市場の注目が集まるようだと暴落の危険性もある。
(※参考「2010年度米財政赤字は1兆4300億ドルに達する見通し=議会予算局」)

※6月18日追記
S&Pが米国の信用格付けの引き下げは短期的には可能性が低いと発表した。
米の太鼓持ち的存在の格付け機関の言葉を単純に信じる者はもはや少ないだろう。
現在の米国の信用力への懸念の大きさに慌てて対応した様子がうかがえて、逆効果の印象。
来週の米国債入札向けのリップサービスとみてよいかと。
(※参考「米信用格付け、短期的に「AAA」から引き下げる可能性低い=S&P」)

※6月23日追記
アメリカの格付け会社ムーディーズがは23日、
最上位のトリプルA格に格付けしている米国債の格下げリスクについて「現時点では安全」としながらも、政府の債務管理能力への信頼が低下した場合などにはあり得るとの見方を示した、とのこと。
23日から巨額の米国債入札が行われる中での発言であり、注目したい。
(※参考「ムーディーズ:米債格下げ、債務管理能力低下なら可能性も」)

※6月27日追記
Bloombergによると、中国の中央銀行である中国人民銀行が26日に、
新たな準備通貨が必要との見解をあらためて表明するとともに、
国際通貨基金(IMF)が加盟国の外貨準備の一部を管理するべきだとの考えを示した、とのこと。
これを受けて、昨夜のNY市場ではドルがほとんどの主要通貨に対して下落した。
ドルに対して積極的に疑念を表明するロシアに対して、
やや言葉を濁し気味だった中国が、
はっきりとドルへの懸念を示してきたことは重要なことであると考えています。
(※参考「NY外為(26日):ドルが下落、中国の新準備通貨提言で」)
(※参考「中国人民銀:新たな準備通貨の必要性あらためて指摘-報告」)

※6月29日追記
中国やブラジルなどにドル離れの動きあり。
詳しくはこちらの記事にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。

⑤英破綻懸念 B
6月24日、OECDが今年の英国経済の成長率見通しを、
3月予測の3.7%のマイナス成長からマイナス4.3%成長へ引き下げた。
住宅不況と失業増が主な要因とのこと。
(※参考「OECD:英経済、今年マイナス4.3%成長へ-住宅不況と失業増で」)

⑥露破綻懸念 C
世界銀行は24日、今年のロシア経済の成長率予想をマイナス7.9%として、
22日に発表した7.5%のマイナス成長という予測から下方修正した。
また、OECDもロシアの経済見通しを下方修正した。
原油価格次第で危機に陥る可能性もある。
(※参考「世銀:ロシア経済、マイナス7.9%成長に下方修正-貧困層拡大の恐れ」)

⑦北朝鮮問題 B
北朝鮮に弾道ミサイル再発射の可能性があるとの報道。
日経新聞の報じるところによると、発射は早ければ今月中の可能性もあり、ということ。
万が一ミサイル(の切り離し部品)が日本に落ちるようなことがあれば、リスクは一気に増大する。
また、時事通信によると、中国共産党機関紙が5月31日に、北朝鮮の有事への対応に関する専門家の見解を載せたとのこと。
共産党機関誌が友好国である北朝鮮に関してこのようなことを取り上げるのは異例のことらしい。
さらに、
韓国が「大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)」に全面参加すると発表したことに関しても、
北朝鮮は「宣戦布告とみなし、敵対行為には即時に軍事的に対応する」とする厳しい声明を発表している。

※6月14日追記
国連安全保障理事会は制裁を含む決議を採択。
これを受けて北朝鮮はウラン濃縮作業とプルトニウムの兵器化を再開することを発表。
今後の動向いかんで、
1、北朝鮮がこれまでと同様に日米韓から食料等の援助を受けるために核のカードをちらつかせるのか
2,米国の凋落を機に本格的な核武装に入るのか、
が分かるため注視したい。
2,のケースとなれば、大規模な戦争になりかねず日本にとっても一時的に大きなリスクとなる。

※6月22日追記
オバマ米大統領は21日、米軍は北朝鮮がハワイに向けてミサイル発射を試みた場合に備えているとのこと公表。
今回は米軍に積極的な姿勢が目立つのが気にかかるところ。
(※参考「米軍は、北朝鮮がミサイル発射した場合に備えている=オバマ米大統領
」)
また、北朝鮮ミサイル関連では使えるブログさんが詳しいので参考にされたい。

※6月27日追記
Bloombergによると6月27日に北朝鮮は、日本が今週2回の偵察飛行を行ったと非難し、日本の偵察機の撃墜も辞さない構えを示した、とのこと。
最近、ことさらに緊張感づくりに励んでいる印象を受ける北朝鮮。
これが、内部統制のためなのか、本格的にアメリカと離反するためなのか、
見極めるためにここからは、
北朝鮮の発言やニュアンスを深読みしながら警戒していく必要があると考えます。
(※参考「北朝鮮:日本の偵察飛行を非難、撃墜も辞さない構え-KCNA 」)

⑧ラトビア破綻 C
バルト諸国の1つであるラトビアが経済破綻の危機に瀕している。
6月3日に発行予定であった政府短期証券への入札がゼロになり、
さらに通貨ラトの切り下げ観測もでてきた。
これにより、周辺諸国であるポーランドやハンガリー等の通貨が下落。
また、ラトビア向けの融資が多いスウェーデンの銀行株も急落。
このような連鎖反応が西欧にまで届くと重大な危機を招きかねないため、警戒。

※6月20日追記
6月19日、
EU首脳会議で、EU首脳がラトビアへの追加融資を迅速に行うとする欧州委員会の計画に支持を表明。破綻懸念はさらに後退。
(※参考「EU首脳、ラトビアへの迅速な追加融資への支持表明」)

※6月30日追記
Bloombergによると、IMFの元調査局長であるケネス・ロゴフ氏が29日、
スウェーデンの通信社ディレクトとのインタビューで、
ラトビアは通貨ラトを切り下げて経済危機の悪化を回避すべきだと提言した、とのこと。
また、IMFがラトビアにラトとユーロとのペッグ制維持を容認したのは誤った判断だと指摘。
しかしながら、即座の通貨切り下げが最善の策だとしながらも、IMFと欧州が同国に融資を提供するため、切り下げの実現は長期にわたって考えにくいとの考えも述べた。

東欧の国々は、英米の金融手法を積極的に取り入れていたため、
今後も市場の状況によっては危機に陥る可能性もある。
その際、どこまでIMFや欧州が支えきれるかに注目する必要があると考えます。
(※参考「ロゴフ元IMF調査局長:ラトビアは通貨切り下げを-ディレクト
」)

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☆総合考量☆

本日は、露骨な大幅上昇でボックス上限を舐めるような展開。
4ヵ月連続の月足陽線達成や 月足ベースで12ヶ月線上回るなど、
中長期的な上昇トレンドは確認。

しかしながら、短期的にはボックス圏内の動きであり、
再び下値を試しにいく可能性もある。

しばらくは9500~10000処のボックス内に留まるか否かで株価を捉えていきたい。

また、指標としては、
明日の寄り付き前に発表される6月日銀短観に注目したい。

微妙な位置なので、
ヘッジとしては、ほどほどのものでよいかと思います
(ただし、暴落懸念は常にあるため暴落対策だけはした方がよいかと思います)

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【結論】
ロングポジには暴落対策としてオプションを利用した「プットバック」が
ショートポジには「OTMプット売り」がヘッジとして有効だと思います。

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ハレる

Author:ハレる
年齢:30歳手前
2002年から相場で口を糊しております。
投資スタイルは、株式・日経225先物・日経225オプションを組み合わせた短~中期トレード。
メインポジション:優位性の追求
ヘッジポジション:最悪の事態回避
という方針で日々相場と向き合っております。

リチャード・デニスやウィリアム・エックハートと、投資スタイルは違うものの同じ信念を共有していると考えています。
その信念とは「優秀なトレーダーは教育によって育成できる」というものです。
その信念に基づき、現在2人の弟子をとり、日々相場や社会構造、ひいては人間のあり方や認識についてまでせっそうなく議論し、共に精進しています。

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