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◎今日の警戒情報:5・31☆スペイン格下げの影響は!?

※警戒度 A:大変危険 B:ほどほどに注意 C:頭の片隅にでも
(特にことわりがなければ、日経225についての警戒情報です)


5月28日
日経平均 9,762.98 ↑123.26
225日中 9,800 ↑150
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【今日の警戒レベル】
↑上昇警戒レベル A
・先週末の日経は底堅い展開で9800付近に到達。
 225オプションのIVもだだ剥げでした。
 騰落レシオ、25日線乖離率共に「行きすぎ」サイン点灯。
 需給関係も「底」を示唆。
 その環境でのギャップアップ。 
 日本市場だけを見ると、夜明けの確率をさらに上げた一日となりました。
 しかし、先週末の米国市場開場中にフィッチが「スペイン」格下げのニュースを発表。
 欧州関連の悪材料にしては、比較的冷静な動きだったと思うのですが、これを受けて日本市場がどのような反応をするのかに注目したい。
 踏み上げ相場到来を警戒する点は先週と同じかと思います。


↓下落警戒レベル A
・警戒感が解けてきたところにスペインの格下げをズドン!
 タイミングとしては非常に悪いですが、米市場は案外冷静に受け止めたようで、急落後一度上げています。
 (引けで結局また急落していますが…)
 しかし、まだまだ、欧州問題に敏感な市場は健在なことも明らかになりました。
 引き続き、ヘッジは慎重に行いたい。
 
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【今日の変更点】(内容の変更のみで、日付など些細な変更は含みません)
◎下落警戒要素◎
*** ファンダ ***
・「1,米金融機関の現実と株価のギャップ」文章変更。
・「2,米英国債格付け引き下げ」文章変更。
・「8,PIIGS問題」文章変更。
◎総合考量◎
・「☆総合考量☆」文章変更。
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↑上昇警戒要素↑
*** ファンダ ***
1,日・米の経済対策 B

*** テクニカル ***
1,10000円台回復 B


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↓下落警戒要素↓
*** ファンダ ***

1,米金融機関の現実と株価のギャップ A

米連邦預金保険公社(FDIC)は28日、フロリダ州の地銀バンク・オブ・フロリダ・サウスイーストなど5行が経営破綻したと発表した。
これで今年の米銀破綻は計78行となった。
破綻した銀行の預金や支店はいずれも他の銀行が引き継ぐため、混乱はなさそう。

ですが、昨年、一昨年よりも早いペースで銀行が潰れていきますな。

(※参考「米銀破綻、今年78行に=新たに5行-FDIC」)


2,米英国債格付け引き下げ B 

米商務省が発表した4月の消費支出は前月比変わらずで、市場予想の0.3%増に届かなかった。
消費支出が増加しなかったのは2009年9月(0.6%減)以来。インフレ調整後の消費支出も変わらずだった。

こうしたなか、実質可処分所得は0.5%増と、09年5月以来約1年ぶりの大幅な伸びを示し、先行きの消費動向には明るさもうかがえるという。
個人所得全体は0.4%増、市場予想は0.5%増。個人貯蓄率は3.6%で、前月の3.1%から上昇した。

(※参考「4月米消費支出は変わらず、可処分所得は大幅な伸び」)


ロイター/ミシガン大学の調査した5月の米消費者調査・確報値は73.6と、前月の72.2から上昇した。ただ、2月(73.6)の水準からほぼ変わらずで推移している。
5月の速報値は73.3。ロイターが調査したエコノミスト予想も73.3だった。

(※参考「5月米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は上昇」)


シカゴ地区購買部協会がまとめた5月の景気指数は、59.7と予想の62.0に届かなかった。雇用指数の低下が目立った。前月は63.8と5年ぶりの高水準だった。
同指数は50が経済活動の拡大・縮小の分岐点となる。

(※参考「5月米シカゴ購買部景気指数は予想以上に悪化」)


3,英破綻懸念 B

4,露破綻懸念 C

5,上海懸念 B

6,出口戦略 B

7,FRB破綻懸念 B

8,PIIGS問題 B

格付け会社フィッチ・レーティングスは28日、
スペインの長期外貨建ておよび自国通貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)を最上級の「AAA」から1ノッチ引き下げ「AAプラス」とした。見通しは「安定的」。

スペインの格付け引き下げは、市場参加者の大半が予測していたものと思われます。
米市場も発表直後はズドンと下げたものの、その後急速に値を戻しました(引けではまた売り込まれましたが…)

(※参考「スペインを「AAプラス」に格下げ、見通しは安定的=フィッチ」)


スペイン政府は28日、2012年の国内総生産(GDP)伸び率見通しをプラス2.5%とし、従来見通しのプラス2.9%から引き下げた。
スペインは前週、11年のGDP伸び率見通しをプラス1.8%から、プラス1.3%に下方修正。10年はマイナス0.3%と予想している。

(※参考「スペイン、12年のGDP伸び率見通しを下方修正」)


ドイツは、前週一時措置として導入した現物手当てのない空売り(ネーキッド・ショートセリング)禁止について、恒久的な実施を計画している。
連邦金融サービス監督庁(BAFin)のヨヘン・サニオ長官が28日、述べた。

(※参考「ドイツは空売り禁止の恒久化を計画=連邦金融サービス監督庁」)

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☆総合考量☆

1,相場概況

スペイン格下げがどのように捉えられるかで今日の相場は3分して捉えられそうです。

ひとつは、大して悲観されないシナリオ。
これは、

・米市場がスペイン格下げ発表後急速に値を戻していること(引け際の下げは連休を嫌気した手じまい売りと推測する)
・土日を挟んで月曜日は市場参加者が冷静になっていること
・ドレッシング買い期待

あたりから、ありうるかなと思います。

この場合、日経平均は心理的な節目の10000円を奪回するか否かに注目したい。
ここを超えると、200日移動平均(10349円)や25日移動平均(10412円)の奪還が視野に入ってきます。

週末3日続伸しましたが、
・日経平均の25日移動平均乖離率は-6.2%
・東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は75.45%
と、テクニカル面での割安感はまだまだあります。



ふたつめは、アメリカの引け際の下げ程度に悲観するシナリオ。
これも、

・土日に欧州関係で大した材料もなかった
・今夜の米市場が休場なため、「ダウに従った位置でとりあえず待つか…」という日本市場にありがちな展開

と考えるとありえそうですな。



最後は、日経の怖い怖い病が発病するケース。
あんまりないとは思うのですが、たまにやらかすので一応警戒はしたい。

その場合、ガクガクっと下げて年初来安値(9395円)を更新するようなことがあると、
ドバイ・ショック時の水準(9076円)や9000円の大台割れも視野に入ってくることになります。


どれとも決めつけず、動きについていきたい。



オプションについて。
米国市場はスペイン格下げを受けて軟調でVIXも8%ほど上げています。
土日を挟んで、どの程度日本がスペインネタに反応するのかに注目したい。


2,イベント面では、米5月雇用統計に注目!!

4(金)
米5月雇用統計(21:30)

「国勢調査」関連の雇用による底上げがありますが、予想値を下回るようだと、ファンダメンタルに不安がくすぶりそうです。
 
また、前哨戦の3(木)米5月ADP雇用統計(21:15)にも注目したい。


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【結論】

欧州の動向次第では暴落も充分起こりうる点には引き続き注意したい。
したがって、ヘッジポジションとしては引き続き、

ロングポジにはオプションを利用した「プットバック」が引き続き有効と思います。
暴落警戒を考えると、ある程度はデルタヘッジをしたほうがよさそうかなと思います。


ショートポジの場合にも「プットバック」が有効かと思います。
こちらも、メインポジの邪魔にならないように、適時デルタヘッジの先物ショートはいれておきたい。


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プロフィール

ハレる

Author:ハレる
年齢:30歳手前
2002年から相場で口を糊しております。
投資スタイルは、株式・日経225先物・日経225オプションを組み合わせた短~中期トレード。
メインポジション:優位性の追求
ヘッジポジション:最悪の事態回避
という方針で日々相場と向き合っております。

リチャード・デニスやウィリアム・エックハートと、投資スタイルは違うものの同じ信念を共有していると考えています。
その信念とは「優秀なトレーダーは教育によって育成できる」というものです。
その信念に基づき、現在2人の弟子をとり、日々相場や社会構造、ひいては人間のあり方や認識についてまでせっそうなく議論し、共に精進しています。

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