◎今日の警戒情報:6・28☆SQ値を上回れるか!?
※警戒度 A:大変危険 B:ほどほどに注意 C:頭の片隅にでも
(特にことわりがなければ、日経225についての警戒情報です)
6月25日
日経平均 9,737.48 ↓190.86
225日中 9,740 ↓170
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【今日の警戒レベル】
↑上昇警戒レベル B
・先週末の日経は欧米株安を受けて、売り先行の展開。
売り一巡後に下げ渋る場面もみせたものの、後場は先物主導で下げ幅を拡大。
一時200円超下落し、2週間ぶりの安値に沈みました。
とりあえず、上を目指すなら6月限SQ値(9747.59円)、25日線(9785処)の奪還からスタート。
↓下落警戒レベル A
・日経は25日移動平均(9782円)を割り込んで、再び調整局面入りした可能性も高そうですな。
心理的な節目の9500円を割り込むと、年初来安値(9378円)を目指すことになりそうです。
欧州ソブリンリスク再燃に、米国景気減速懸念。
さらに、国内では、長期金利が約6年10カ月ぶりの低水準を記録しており、、投資家のリスク許容度の低下がまざまざと見て取れますな。
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【今日の変更点】(内容の変更のみで、日付など些細な変更は含みません)
◎下落警戒要素◎
*** ファンダ ***
・「1,米金融機関の現実と株価のギャップ」文章変更。
・「8,PIIGS問題」文章変更。
◎総合考量◎
・「☆総合考量☆」文章変更。
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↑上昇警戒要素↑
*** ファンダ ***
1,日・米の経済対策 B
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↓下落警戒要素↓
*** ファンダ ***
1,米金融機関の現実と株価のギャップ A
米上下両院協議会は25 日、金融規制改革法案の一本化で合意した。
同法案は大恐慌以来の大幅な改革で、ウォール街への監視の枠組みが根本から変わることになる。
上下両院の議員らは夜を徹した20時間の協議で、銀行の自己勘定取引の禁止やデリバティブ(金融派生商品)市場監視について、合意に達した。
破たんが市場を揺るがすような大手機関の整理の手続きやヘッジファンドの登録、格付け会社を相手取った訴訟を容易にする措置などでも合意している。
(※参考「米上下両院:金融規制改革法案を一本化、来週採決へ (Update2)」)
2,米英国債格付け引き下げ B
3,英破綻懸念 B
4,露破綻懸念 C
5,上海懸念 B
6,出口戦略 B
7,FRB破綻懸念 B
8,PIIGS問題 A
フランスのフィヨン首相は25日、
同国の成長率が政府目標に達しない場合、財政赤字の一段の拡大を防ぐために追加の支出削減が必要になる可能性があるとの認識を示した。
首相は記者団に対し「経済成長がわれわれの予想よりも若干弱い場合、一段の(財政緊縮)措置を講じる必要があるという事実から目をそむけない」と述べた。
(※参考「仏経済成長が目標に届かなければ一段の財政緊縮措置必要の可能性=首相」)
ドイツのメルケル首相は25日、同国および欧州連合(EU)は今こそ財政赤字削減に取り組む必要があるとの明確な認識を持っていると述べた。
また、財政再建について、持続可能な成長実現に向け賢明な方法で進められるべきとの考えを示した。
(※参考「ドイツ・EU、今こそ赤字削減に取り組む必要=メルケル首相」)
日本もそうですが、どこでも緊縮財政の方向に舵がとられていますね。
緊縮財政だけなら大した問題もなさそうですが、増税にまで行くと景気回復は大幅に減速する可能性もありそうで警戒したいですね。
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☆総合考量☆
1,相場概況
先週末の日経平均は25日移動平均(9782円)を割り込み、6月限SQ値(9747.59円)を奪還することなく終了するというなんとも弱いなぁという雰囲気でした。
テクニカル的には
上に行くならば、
まずは、6月限SQ値(9747.59円)、25日線(9785処)
そして、ダブルボトムを確定させたネックライン9960、そして大台10000。
次の目標は200日移動平均(10300円処)。
そこを越えると、4月5日~6月9日の下げの半値戻し10400レベルが見えてきます。
下に行くならば、
心理的節目の9500円。
さらに、外部環境の悪化で年初来安値(9378円)を更新すると、あとは昨年11月末のドバイ・ショック時の安値(9076円)まで調整する可能性もあると想定しておきたい。
欧州ソブリンリスク。
STUPID。
米国景気減速懸念。
日本長期金利下落。
この4つには気を配りたい。
特に景気減速については、世界的にも注目されてきており、
G20でも、「世界経済は金融危機からの回復過程にあるが、その回復は不安定であり、かつ弱い状態だ」との見解を示す方向であり、
注目したい事象です。
(※参考「G20首脳会議:世界経済の回復は不安定で弱い-声明草案」)
オプションについて。
先週末の米国市場はほぼ変わらず。
日本市場もいったん下げの足を緩め、IVも緩む展開となる可能性が高そうです。
2,イベント面では、2(金)米6月雇用統計に注目!!
2(金)
米6月雇用統計(21:30/失業率 9.8%/-11.0万人)
今週は米雇用統計に注目したい。
米の労働市場の改善具合をみる意味ももちろんありますが、今回はドルの行方にも特にからんできそうな場面なのでそちらの観点からもみていきたい。
労働市場の改善傾向が確認されれば金利に先高観が出てきてドル買いに向かう可能性が高く、
改善期待が後退すればドル安傾向に向かう可能性が高そうです。
また、雇用統計を占う意味でも
30(水)の米6月ADP雇用統計(21:15/6.0万)にも注目したい。
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【結論】
欧州の動向次第では暴落も充分起こりうる点には引き続き注意したい。
したがって、ヘッジポジションとしては引き続き、
ロングポジにはオプションを利用した「プットバック」が引き続き有効と思います。
暴落警戒を考えると、ある程度はデルタヘッジをしたほうがよさそうかなと思います。
ショートポジの場合にも「プットバック」が有効かと思います。
こちらも、メインポジの邪魔にならないように、適時デルタヘッジの先物ショートはいれておきたい。
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(特にことわりがなければ、日経225についての警戒情報です)
6月25日
日経平均 9,737.48 ↓190.86
225日中 9,740 ↓170
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【今日の警戒レベル】
↑上昇警戒レベル B
・先週末の日経は欧米株安を受けて、売り先行の展開。
売り一巡後に下げ渋る場面もみせたものの、後場は先物主導で下げ幅を拡大。
一時200円超下落し、2週間ぶりの安値に沈みました。
とりあえず、上を目指すなら6月限SQ値(9747.59円)、25日線(9785処)の奪還からスタート。
↓下落警戒レベル A
・日経は25日移動平均(9782円)を割り込んで、再び調整局面入りした可能性も高そうですな。
心理的な節目の9500円を割り込むと、年初来安値(9378円)を目指すことになりそうです。
欧州ソブリンリスク再燃に、米国景気減速懸念。
さらに、国内では、長期金利が約6年10カ月ぶりの低水準を記録しており、、投資家のリスク許容度の低下がまざまざと見て取れますな。
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【今日の変更点】(内容の変更のみで、日付など些細な変更は含みません)
◎下落警戒要素◎
*** ファンダ ***
・「1,米金融機関の現実と株価のギャップ」文章変更。
・「8,PIIGS問題」文章変更。
◎総合考量◎
・「☆総合考量☆」文章変更。
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↑上昇警戒要素↑
*** ファンダ ***
1,日・米の経済対策 B
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↓下落警戒要素↓
*** ファンダ ***
1,米金融機関の現実と株価のギャップ A
米上下両院協議会は25 日、金融規制改革法案の一本化で合意した。
同法案は大恐慌以来の大幅な改革で、ウォール街への監視の枠組みが根本から変わることになる。
上下両院の議員らは夜を徹した20時間の協議で、銀行の自己勘定取引の禁止やデリバティブ(金融派生商品)市場監視について、合意に達した。
破たんが市場を揺るがすような大手機関の整理の手続きやヘッジファンドの登録、格付け会社を相手取った訴訟を容易にする措置などでも合意している。
(※参考「米上下両院:金融規制改革法案を一本化、来週採決へ (Update2)」)
2,米英国債格付け引き下げ B
3,英破綻懸念 B
4,露破綻懸念 C
5,上海懸念 B
6,出口戦略 B
7,FRB破綻懸念 B
8,PIIGS問題 A
フランスのフィヨン首相は25日、
同国の成長率が政府目標に達しない場合、財政赤字の一段の拡大を防ぐために追加の支出削減が必要になる可能性があるとの認識を示した。
首相は記者団に対し「経済成長がわれわれの予想よりも若干弱い場合、一段の(財政緊縮)措置を講じる必要があるという事実から目をそむけない」と述べた。
(※参考「仏経済成長が目標に届かなければ一段の財政緊縮措置必要の可能性=首相」)
ドイツのメルケル首相は25日、同国および欧州連合(EU)は今こそ財政赤字削減に取り組む必要があるとの明確な認識を持っていると述べた。
また、財政再建について、持続可能な成長実現に向け賢明な方法で進められるべきとの考えを示した。
(※参考「ドイツ・EU、今こそ赤字削減に取り組む必要=メルケル首相」)
日本もそうですが、どこでも緊縮財政の方向に舵がとられていますね。
緊縮財政だけなら大した問題もなさそうですが、増税にまで行くと景気回復は大幅に減速する可能性もありそうで警戒したいですね。
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☆総合考量☆
1,相場概況
先週末の日経平均は25日移動平均(9782円)を割り込み、6月限SQ値(9747.59円)を奪還することなく終了するというなんとも弱いなぁという雰囲気でした。
テクニカル的には
上に行くならば、
まずは、6月限SQ値(9747.59円)、25日線(9785処)
そして、ダブルボトムを確定させたネックライン9960、そして大台10000。
次の目標は200日移動平均(10300円処)。
そこを越えると、4月5日~6月9日の下げの半値戻し10400レベルが見えてきます。
下に行くならば、
心理的節目の9500円。
さらに、外部環境の悪化で年初来安値(9378円)を更新すると、あとは昨年11月末のドバイ・ショック時の安値(9076円)まで調整する可能性もあると想定しておきたい。
欧州ソブリンリスク。
STUPID。
米国景気減速懸念。
日本長期金利下落。
この4つには気を配りたい。
特に景気減速については、世界的にも注目されてきており、
G20でも、「世界経済は金融危機からの回復過程にあるが、その回復は不安定であり、かつ弱い状態だ」との見解を示す方向であり、
注目したい事象です。
(※参考「G20首脳会議:世界経済の回復は不安定で弱い-声明草案」)
オプションについて。
先週末の米国市場はほぼ変わらず。
日本市場もいったん下げの足を緩め、IVも緩む展開となる可能性が高そうです。
2,イベント面では、2(金)米6月雇用統計に注目!!
2(金)
米6月雇用統計(21:30/失業率 9.8%/-11.0万人)
今週は米雇用統計に注目したい。
米の労働市場の改善具合をみる意味ももちろんありますが、今回はドルの行方にも特にからんできそうな場面なのでそちらの観点からもみていきたい。
労働市場の改善傾向が確認されれば金利に先高観が出てきてドル買いに向かう可能性が高く、
改善期待が後退すればドル安傾向に向かう可能性が高そうです。
また、雇用統計を占う意味でも
30(水)の米6月ADP雇用統計(21:15/6.0万)にも注目したい。
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【結論】
欧州の動向次第では暴落も充分起こりうる点には引き続き注意したい。
したがって、ヘッジポジションとしては引き続き、
ロングポジにはオプションを利用した「プットバック」が引き続き有効と思います。
暴落警戒を考えると、ある程度はデルタヘッジをしたほうがよさそうかなと思います。
ショートポジの場合にも「プットバック」が有効かと思います。
こちらも、メインポジの邪魔にならないように、適時デルタヘッジの先物ショートはいれておきたい。
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