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◎今日の警戒情報:3・30☆配当落ち分ほぼ埋め戻し後の世界

※警戒度 A:大変危険 B:ほどほどに注意 C:頭の片隅にでも
(特にことわりがなければ、日経225についての警戒情報です)


3月29日
日経平均 10,986.47 ↓9.90
225日中 11,020.00 ↑90
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【今日の警戒レベル】
↑上昇警戒レベル B
・29日の日経平均は、配当落ちということもあり朝方は100円近く下落したものの、下値は限定的で強かったですね。
 後場には押し目買い等に支えられ、下げ渋りほぼ高値圏で取引終了。
 夕場では、さらに高値まで駆け上がり、先物は10070円にまで到達しています。
 配当落ち分をほぼ埋め戻したことはプラス材料。
 11000円~12000円の価格帯は、リーマンショック時にわずか9営業日で通り過ぎた真空地帯。
 駆け上がり出せば早そうなので注意したい。


↓下落警戒レベル B↑UP
・トレンドは間違いなく上↑
 ですが、過熱感は煮えたぎってきましたな。
 さらに、窓を空けて上げてきていることに加えて、
 騰落レシオが120をつけてから1~2週間後に日経平均がピークをつけるアノマリーを考えると、多少警戒もしたくなる場面か。
 いったん、調整が入ってもおかしくない場面なため、警戒度をひとつ上げました。 
 
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【今日の変更点】(内容の変更のみで、日付など些細な変更は含みません)
◎下落警戒要素◎
*** ファンダ ***
・「2,米英国債格付け引き下げ」文章変更。
・「8,PIIGS問題」文章変更。
◎総合考量◎
・「☆総合考量☆」文章変更。
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↑上昇警戒要素↑
*** ファンダ ***
1,日・米の経済対策 B

*** テクニカル ***
1,10000円台回復 B


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↓下落警戒要素↓
*** ファンダ ***

1,米金融機関の現実と株価のギャップ A

2,米英国債格付け引き下げ B 

ガイトナー米財務長官は、米経済は大恐慌以来最悪のリセッション(景気後退)を乗り切った後、
近く雇用の拡大が始まる可能性があるとの認識を明らかにした。

いつものリップサービスかと思われますが、少なくとも米政府が雇用を相当気にしている様子が伺えます。

(※参考「米財務長官:持続的な雇用創出局面、目前に迫っている-CNBC」)


3,英破綻懸念 B

4,露破綻懸念 C

5,上海懸念 B

6,出口戦略 B

7,FRB破綻懸念 B

8,PIIGS問題 B

国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は29日、
これまでのところギリシャからIMFに対する支援の要請はなく、今後そうする必要性を示す兆候も現時点ではないと述べた。

ユーロ圏首脳は先週25日、ユーロ圏諸国による二国間融資と国際通貨基金(IMF)の支援を活用した緊急時のギリシャ向け支援策で合意した。

(※参考「ギリシャが金融支援を必要としそうな兆候は今のところない=IMF専務理事」)


ギリシャ政府はユーロ建ての7年物国債を発行する計画とのこと。
必要な場合には欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が同国を支援するとの合意がまとまった後の市場を試すかたちとなります。
業務にかかわるバンカー2人が匿名を条件に述べたところによると、発行時の利回りはスワップレートに約310ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上乗せする公算だという。

上記、IMF専務理事の言葉の通り無事に発行される国債が市場に吸収されていくかに注目したい。

(※参考「ギリシャ:ユーロ建て7年国債発行へ、救済合意後の市場試す(Update1」)




結果。

新発債は約70億ユーロの需要を集めた。
ギリシャが3月上旬に発行した10年物ベンチマーク債への需要は160億ユーロ超で、これを大幅に下回った。

主幹事筋によると応札機関は約175社で、前回の50億ユーロ・10年債発行時の400社から減少した。

いまいちに終わってしまったようですな。
主幹事筋は「ギリシャおよび欧州では復活祭を控えており、需要が若干軟調だったのはこのためだ」と言っているようですが。
ギリシャ財政に対する根深い不信感が背景にはありそうです。

(※参考「WRAPUP1: ギリシャが50億ユーロの7年債発行、需要は軟調」)


*** テクニカル ***
1,幻のSQ B


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☆総合考量☆

1,相場概況

昨日も日経はえらく強かったですねぇ。
昨日は3月決算銘柄の権利落ち日に相当しましたが、その配当落ち分(72円程度)の大半の埋め戻しに成功しました。
SQの終値アノマリーと同じく、権利落ち日には配当落ち分を埋め戻して上昇すると、その後の相場が堅調になるアノマリーがありますが、
昨日の相場はそれを達成したかたち。

昨年の権利落ち日は日経平均が156円上昇し、その後上へ。
一昨年と昨年は下落し、その後下へ。
昨日は全戻しとまではいきませんでしたが、日経平均先物は11000円台にのっていることからも基調は強いと判断できそうです。

しかし、過熱感が充満しているのも相変わらず。
東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)はついに139.50%(前日比+7.56pt)に上昇…。
昨年のピーク(6月8日の138.62%)を上回りました。

ボリンジャーバンドにはまだ拡大余地はあり、各種移動平均線も上向きなため、基本は上目線ですが、
適度に警戒しておかなければいけない場面かと思われます。



オプションについて。
米国市場はまずまず堅調。
今日も穏やかな相場になりそうですが、どうなりますか…



2,イベント面では、米雇用統計に注目!!


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【結論】

ネックラインである10400処を勢いよく上抜けたことで、とりあえず上方向とみるのが妥当なところ。
というわけで、ヘッジも少し変化させたいですね。

ロングポジにはオプションを利用した「プットバック」が引き続き有効と思います。
ただ、昨年と違い、今年は日本以外はジャブジャブ状態をやめる方向で動き出しているため、今回の上昇は長続きしない可能性も高そうです。

それを考えると、「このあたりまで利益を得れたら上等!」と思える権利行使価格でコール売りを入れるのもひとつでしょう。


ショートポジの場合には「プット売り」が有効かと思います。


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プロフィール

ハレる

Author:ハレる
年齢:30歳手前
2002年から相場で口を糊しております。
投資スタイルは、株式・日経225先物・日経225オプションを組み合わせた短~中期トレード。
メインポジション:優位性の追求
ヘッジポジション:最悪の事態回避
という方針で日々相場と向き合っております。

リチャード・デニスやウィリアム・エックハートと、投資スタイルは違うものの同じ信念を共有していると考えています。
その信念とは「優秀なトレーダーは教育によって育成できる」というものです。
その信念に基づき、現在2人の弟子をとり、日々相場や社会構造、ひいては人間のあり方や認識についてまでせっそうなく議論し、共に精進しています。

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