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◎今日の警戒情報:5・10☆EUの動きをどう評価するか?

※警戒度 A:大変危険 B:ほどほどに注意 C:頭の片隅にでも
(特にことわりがなければ、日経225についての警戒情報です)


5月7日
日経平均 10,364.59 ↓331.10
225日中 10,430.00 ↓250
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【今日の警戒レベル】
↑上昇警戒レベル B
・7日の日経平均は一時450円近く下落。
 後場に下げ渋る場面もみせたものの、戻りは限定的。
 結局、前日に次いで今年2番目の下げ幅を記録して、2カ月ぶりの安値になりました。
 前夜の米市場の混乱ぶりからすると正直「頑張ったなぁ」という印象ですね。
 かつてのボックス下限(10500)を割り込んだため、上昇トレンドはいったん崩れたとみるべきです。
 が、ここのところの急激な下げで25日移動平均乖離率は-6.52%に達しており、ヨーロッパの動向次第では急反発もありそうなため、
 警戒レベルはBとしました。


↓下落警戒レベル A
・さまざまなサポートをぶちやぶり、一気に下落トレンド入り。
 日経平均は心理的な節目の10000円を割り込むと、年初来安値(9867円)を更新する可能性が高そうです。
 
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【今日の変更点】(内容の変更のみで、日付など些細な変更は含みません)
◎下落警戒要素◎
*** ファンダ ***
・「2,米英国債格付け引き下げ」文章変更。
・「8,PIIGS問題」文章変更。
◎総合考量◎
・「☆総合考量☆」文章変更。
【結論】
・「【結論】」文章変更
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↑上昇警戒要素↑
*** ファンダ ***
1,日・米の経済対策 B

*** テクニカル ***
1,10000円台回復 B


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↓下落警戒要素↓
*** ファンダ ***

1,米金融機関の現実と株価のギャップ A

2,米英国債格付け引き下げ B 


米連邦準備理事会(FRB)が7日発表した3月の消費者信用残高は予想外に前月から19億5000万ドル増加し、2兆4510億ドルとなった。
年率換算では0.96%増加した。
ロイターがまとめたアナリスト予想は38億ドルの減少だった。

(※参考「3月米消費者信用残高は19.5億ドル増、予想外の増加=FRB」)


米労働省が7日発表した4月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比29万人増加した。
民間部門の雇用増を背景にアナリスト予想を上回り、2006年3月以来、4年ぶりの大幅な伸びを示した。
一方、失業率は9.9%に悪化した。
ロイターがまとめたアナリスト予想は非農業部門雇用者数が20万人の増加、失業率は横ばいの9.7%だった。
最も正確な予測家20人の中間値は18万8000人の増加だった。

(※参考「4月米非農業部門雇用者数は4年ぶり大幅増、失業率は悪化」)


3,英破綻懸念 B

4,露破綻懸念 C

5,上海懸念 B

6,出口戦略 B

7,FRB破綻懸念 B

8,PIIGS問題 B

ドイツで人口、経済規模とも最大のノルトライン・ウェストファーレン州議会選挙が9日行われた。
地元メディアが発表した出口調査結果によると、
キリスト教民主同盟(CDU)と自由民主党(FDP)の州政権与党は過半数割れになる見通しとのこと。

ドイツでは、経済危機のギリシャ救済のための巨額な負担が世論の反発を買い、
メルケル政権与党のCDU、FDPは選挙で不利が予想されていましたがそのとおりになりましたね。

同州で与党が敗れると、メルケル政権は州政府の代表からなる連邦参議院(上院)での過半数を失うことになり、
ギリシャ支援にも影響がでる可能性があります。

(※参考「ドイツ最大州で議会選、メルケル政権与党苦戦」)


EUは、ギリシャの財政不安の波及を防ぐため、緊急安定化基金を設立することで合意した。
ソブリン債の危機がユーロの信認低下につながるのを阻止するのが狙い。

10日の取引開始前に安定化基金の詳細が発表されるようなので、こちらにも注目ですな。

(※参考「EU、緊急基金を設立へ-9日の財務相会合で詳細協議(Update1)」)


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☆総合考量☆

1,相場概況

今週も欧州の動きに一喜一憂する相場となりそうです。

とりあえず、ギリシャ救済も決まり。
ユーロの緊急基金設立も決まり。

と、急ピッチに話が進んでいますが、逆に考えればそれだけ危ない状況だということで、まだまだ予断を許しません。
融資が決定しても、国債の償還は次々とやってきます。

どこまでその融資がもつか…
また、支援する側がどこまで耐えられるか…

が焦点となりそうです。


さて、日経平均は重要節目を割ったことで下降トレンド入りし、
心理的な節目の10000円を割り込むと、年初来安値(9867円)を更新する可能性が高そうです。

しかし、あまりに急激に下がりすぎたため、25日移動平均乖離率は-6.52%に達しており、欧州が落ち着きはじめたら一気に反転する可能性もありそうです。
ドバイショックの時のような反発も一応、頭の隅で想定はしておきたい。



オプションについて。
米市場は安値付近から100ドルほど戻して終了していますが、VIXは引けピン。
高ボラティリティ相場到来となっております。
低IV相場よりは儲けやすいと思います。
が、ヘッジ面には一層気を使う必要ありですな。



2,イベント面では、米国債入札に注目!!


欧州の対応には適時注目するのはもちろんですが、
イベント的には、米国債入札に注目したい。


11日(火)

3年債(380億ドル)


12日(水)

10年債(240億ドル)

まぁまぁの額ですが、ここのところの株価急落で利率が随分下がっているので、無事に通過する可能性が高そうではあります。


また、12(水)

米3月貿易収支(21:30/-399億ドル)

米4月財政収支(13日3:00/-200億ドル)

にも注目したい。



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【結論】

ボックス下限10500を下にぶち抜いたことにより、とりあえず下降トレンド入りと考えたい局面。
さらに、欧州の動向次第では暴落も充分起こりうる点にも注意したい。

ロングポジにはオプションを利用した「プットバック」が引き続き有効と思います。
暴落警戒を考えると、少なくともハーフはデルタヘッジをしたほうがよさそうかなと思います。


ショートポジの場合にも「プットバック」が有効かと思います。
こちらも、メインポジの邪魔にならないように、デルタヘッジの先物ショートはいれておきたい。


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プロフィール

ハレる

Author:ハレる
年齢:30歳手前
2002年から相場で口を糊しております。
投資スタイルは、株式・日経225先物・日経225オプションを組み合わせた短~中期トレード。
メインポジション:優位性の追求
ヘッジポジション:最悪の事態回避
という方針で日々相場と向き合っております。

リチャード・デニスやウィリアム・エックハートと、投資スタイルは違うものの同じ信念を共有していると考えています。
その信念とは「優秀なトレーダーは教育によって育成できる」というものです。
その信念に基づき、現在2人の弟子をとり、日々相場や社会構造、ひいては人間のあり方や認識についてまでせっそうなく議論し、共に精進しています。

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