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◎ギリシャの何が問題なのか?その2

さて、ギリシャ救済に一定の目処がついたとみられて、
本日は世界的に株式市場の爆上げがきていますね。

フランスなど、18時40分現在7%以上値上がりしており、上へも下へも動きが激しいですな。

さて、今日は昨日の続きとして、ギリシャ問題について触れたいと思います。



2,なぜギリシャ問題は放っておかれたのか?

(1)EUの機能不全

ギリシャを巡る問題が大きく動き出したのは、
4月27日に、S&Pがギリシャ国債を3段階格下げし、リスクが高い「ジャンク債」相当の「BB+」にし。
さらに、そこから思惑を呼んでS&Pはポルトガルとスペインの国債も格下げしたあたりからだと考えています。

このあたりから、
危機は他のPIIGSにまで拡大する可能性がある、ということや、
アメリカの投資家がユーロから大量の資金を引き上げているという報道がなされて、
ギリシャ危機が「ユーロ危機」へと拡大しているからです。

この時点(もしくはそれ以前)で、ドイツが主導してユーロ圏の大国が適切な危機回避策をとっていれば、
ギリシャの危機がユーロの危機に発展することはなかったといえます。

しかし、EUの経済統合・政治不統合という実情が機能不全を生み出したためにそれができなかったのだと考えています。


(2)動けなかったドイツ

今回は、特に重要な役割を持っていた(金を持っていた)ドイツがなかなか動けませんでした。

ドイツでは「なんで我々の金でギリシャを救わねばならんのだ!!」という世論が盛り上がり、
もともと弱かった凡欧州主義はすっかり下火になり、代わりにドイツ民族主義が復活している傾向にあったからです。

独政府としては、ギリシャを放っておくと自国にも不利益があるため救わねばならないと考えていたと思いますが、国民感情も無視できません。
そこで、国民にわかりにくい形でギリシャ救済をやってしまおう、という動きがあったように思いますが、
野党のSPD(社会民主党)は、「国民に開かれた議論をせねばならない」と主張して、与党の「こっそりギリシャ救済」を阻止する動きをしています。

このごたごたと、選挙のため、ドイツはなかなかギリシャ救済に動けませんでした。

EUの政治的な統合がなされていなかったため、一国の政治がストップをかけて、ギリシャ(ひいてはEU)の経済的救済が遅れたというわけです。



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プロフィール

ハレる

Author:ハレる
年齢:30歳手前
2002年から相場で口を糊しております。
投資スタイルは、株式・日経225先物・日経225オプションを組み合わせた短~中期トレード。
メインポジション:優位性の追求
ヘッジポジション:最悪の事態回避
という方針で日々相場と向き合っております。

リチャード・デニスやウィリアム・エックハートと、投資スタイルは違うものの同じ信念を共有していると考えています。
その信念とは「優秀なトレーダーは教育によって育成できる」というものです。
その信念に基づき、現在2人の弟子をとり、日々相場や社会構造、ひいては人間のあり方や認識についてまでせっそうなく議論し、共に精進しています。

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