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◎今日の警戒情報:6・2☆薄氷上の株価

※警戒度 A:大変危険 B:ほどほどに注意 C:頭の片隅にでも
(特にことわりがなければ、日経225についての警戒情報です)


6月1日
日経平均 9,711.83 ↓56.87
225日中 9,740 ↓20
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【今日の警戒レベル】
↑上昇警戒レベル A
・昨日の日経も日中はやはり大した動きも出来高もなく、またまた一日休みといった相場でした。
 5日線(9680処)と-1σ(9775処)の間でふらふらといった動きで方向感もでず。
 しかし、夕場からは一転急落。
 米市場も堅調!…と思わせておいて引け際にズドンと急落。
 なんとも嫌な雰囲気はありますな。

↓下落警戒レベル A
・昨日も日経は一日休みといった感じでしたが、ひとつ気になったのが朝方の「誤発注」です。
 以前のNYでの誤発注事件のあと、株価が軟調に推移したのは周知の通りで、今回も何かの予兆の可能性もあり注意したい。
 また、夕場に入ってからはフランス格下げの噂が流れ、一気に急落。
 さらに米市場も引け際に急落。
 このように「何かあると、一気に急落する土壌」が今の相場にあることは意識しておく必要があるように思います。
 まさに、薄氷の上に現在の株価はあるようです。
 

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【今日の変更点】(内容の変更のみで、日付など些細な変更は含みません)
◎下落警戒要素◎
*** ファンダ ***
・「2,米英国債格付け引き下げ」文章変更。
・「8,PIIGS問題」文章変更。
◎総合考量◎
・「☆総合考量☆」文章変更。
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↑上昇警戒要素↑
*** ファンダ ***
1,日・米の経済対策 B

*** テクニカル ***
1,10000円台回復 B


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↓下落警戒要素↓
*** ファンダ ***

1,米金融機関の現実と株価のギャップ A

2,米英国債格付け引き下げ B 

米国の製造業活動は、5月に拡大が示された。
売り上げの増加に対応するため、企業は雇用を増やしたが、在庫は2カ月連続で削減された。
米供給管理協会(ISM)が1日発表した5月の製造業景況指数は59.7と、前月の60.4から低下したものの、10カ月連続で拡大と縮小の境目を示す50を上回った。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値は59だった。

(※参考「ISM製造業景況指数:10カ月連続拡大、在庫は削減(Update1)」)


米建設支出は4月に2000年以来最大の伸びを示した。
米政府による住宅購入者向け税優遇措置の終了に伴う駆け込み需要で、住宅建設が増えたことが背景。
米商務省が発表した4月の建設支出(季節調整済み、年換算)は前月比2.7%増加の8690億ドルとなった。
伸び率は2000年8月以来の最大。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は前月比変わらずだった。
前月は0.4%増(速報値は0.2%増)に修正された。

(※参考「4月米建設支出:前月比2.7%増、税優遇で駆け込み需要(Update1)」)


3,英破綻懸念 B

4,露破綻懸念 C

5,上海懸念 B

6,出口戦略 B

7,FRB破綻懸念 B

8,PIIGS問題 B

ドイツのブリューデレ経済技術相は1日、弱いユーロは短期的に経済を支援するものの、成長のために依存するべきでないとの認識を示した。

弱いユーロはドイツの経済回復を支援しているかとの質問に対し、同相は「短期的な効果にすぎない。当てにしてはいない」と述べた。

確かに、ドイツの3月の鉱工業生産・受注指数はともに市場予想を上回って上昇。
3月の輸出も増加率が予想を上回り、1992年7月以来、約1年6カ月ぶりの高い伸びとなっています。

しかし、これ以上ユーロが逝くと、欧州経済への不安がさらに高まりそうですな。

(※参考「経済成長のために弱いユーロに依存するべきではない=ドイツ経済相」)


1日のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、イタリア国債の保証コストが過去最高に上昇した。CMAデータビジョンのデータに基づくと、
イタリア国債の保証コストを示すCDSスプレッドは33ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し239bp。

(※参考「イタリア国債の保証コスト、過去最高の239bpに上昇-CDS取引」)


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☆総合考量☆

1,相場概況

昨日は、日中は朝方の誤発注以外大したこともない一日でした。

誤発注については、大分、情報が錯綜しており、「日系の中堅証券の誤発注」だとという噂や、約定も「していない」「いや、少しした」などと色んな噂が駆けめぐりました。

しかし、結局ドイツ証券の誤発注だったようで、
ドイツ証券が日経平均先物取引できょう寄り付き時に実際の注文を上回る発注を行ったと発表しました。
原因は社内の発注システムの不具合で、すぐに取り消し処理を行い、ポジションを解消したと言っています。

(※参考「ドイツ証券が日経平均先物で誤発注、原因はシステム不具合」)

…なんともきな臭い感じはぷんぷんしますが。


夕場では、その「きな臭さ」が爆発したのか?、フランス格下げの噂が出て株価は急落しました。

米市場も、途中までは堅調に推移したものの、引け際で急落。

なんにしろ、欧州ネタに振り回される相場がまだ続いていることだけは確認できましたな。


さて、昨日から6月相場も始まりました。
アノマリーをみると、過去10年の日経平均は7勝3敗と好調。
ですが、大きく下げる時はズドンと下げて押し目買いが通用しないのも6月の特徴。

欧州ネタもくすぶっており、慎重に方向性を見極めたいですな。



オプションについて。
VIXは10%以上上がっていますが、昨日の夕場ほど日本市場のIVが上がるかは疑問の残るところ。


2,イベント面では、米5月雇用統計に注目!!


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【結論】

欧州の動向次第では暴落も充分起こりうる点には引き続き注意したい。
したがって、ヘッジポジションとしては引き続き、

ロングポジにはオプションを利用した「プットバック」が引き続き有効と思います。
暴落警戒を考えると、ある程度はデルタヘッジをしたほうがよさそうかなと思います。


ショートポジの場合にも「プットバック」が有効かと思います。
こちらも、メインポジの邪魔にならないように、適時デルタヘッジの先物ショートはいれておきたい。


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プロフィール

ハレる

Author:ハレる
年齢:30歳手前
2002年から相場で口を糊しております。
投資スタイルは、株式・日経225先物・日経225オプションを組み合わせた短~中期トレード。
メインポジション:優位性の追求
ヘッジポジション:最悪の事態回避
という方針で日々相場と向き合っております。

リチャード・デニスやウィリアム・エックハートと、投資スタイルは違うものの同じ信念を共有していると考えています。
その信念とは「優秀なトレーダーは教育によって育成できる」というものです。
その信念に基づき、現在2人の弟子をとり、日々相場や社会構造、ひいては人間のあり方や認識についてまでせっそうなく議論し、共に精進しています。

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