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◎今日の警戒情報:6・21☆巨額米国債入札を警戒したい

※警戒度 A:大変危険 B:ほどほどに注意 C:頭の片隅にでも
(特にことわりがなければ、日経225についての警戒情報です)

6月19日
日経平均 9786.26↑82.54
225日中09 9770↑40

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【今日の警戒レベル】
↑上昇警戒レベル B
・センチメントと需給は未だに良好。
 しかし、日経平均が25日線(9600どころ)を割ってくれば下値を探る展開もありうる。
↓下落警戒レベル A
・下落についても、25日線の攻防を見極めるべき場面。
 来週の巨額米国債入札を控えて警戒レベルUP。
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【今日の変更点】(内容の変更のみで、日付など些細な変更は含みません)
◎総合考量◎
・「☆総合考量☆」文章変更。

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↑上昇警戒要素↑
*** ファンダ ***
①日・米の新経済対策 C 
今さらインパクトのある経済対策は考えにくい。
欧・米・日共に財政出動・金利政策は限界っぽい。
特に欧米は国債の格付け引き下げを睨みながらなので特に難しいと考えられる。
G8財務相会合も特にサプライズなく、警戒度Down。

②良好なセンチメント A
好材料は素直に好感し、
悪材料は出尽くし、もしくは織り込み済みと好感する「良好なセンチメント」は継続中。
新型インフルエンザ警戒水準「6」も気にせず強い上昇を見せた。

*** テクニカル ***
①きれいな上昇トレンド B
上は5日線を上回れるか、
下は25日線をサポートに跳ね返れるかが買い方の勝負どころ。

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↓下落警戒要素↓
*** ファンダ ***
①PER40倍超え A
日経平均のPERは現在約40倍強。
このV字回復を前提とした数字は達成困難である可能性があるため、注意。

②PBR1倍超え B
買い方のめどになりやすいPBR1倍は既に超えた。
現在割安感はなし。

③米金融機関の現実と株価のギャップ A
実際にはグダグダだと思われる米金融機関と現在の株価のギャップはすさまじいものに
なってきている。
FBR理事や地区連銀総裁の経済見通しで、2009年の失業率が、9.2%~9.6%となった。
ストレステストで用いられた景気最悪シナリオの前提である2009年の失業率
は8.9%であるため、早速シミュレーションの前提が崩された形となる。
GMが破綻したことで、業率が更に上昇することはほぼ確実。
ストレステストは、金融機関への信用を取り戻す策であるというのが私の個人的な見解だが、
こうも早くボロが出ると投資家の頭に金融危機の文字が再び浮かぶのでは?

※6月6日追記
5日の米雇用統計は、
非農業部門雇用者数の減少幅が予想を大きく下回ったが、
その一方で失業率は上昇した。
失業率は前月の8.9%から9.4%と上昇し、1983年7月以来の水準に達した。
この失業率の数字は明らかにストレステストの前提よりも悪く、
やはり、金融不安再燃の可能性を考えておきたい。

④米英国債格付け引き下げ B
5月21日には、S&Pが英国債の格付け見通しを引き下げ。
また、ロイターの記事によると、
著名テクニカル・アナリストのロバート・ブレクターが、
米国が2010年末までにトリプルAの格付けを失うとの見通しを示したと伝えた。
ロイターサミット:米国、来年中に格下げへ=著名アナリスト
著名アナリスト云々というよりも、ロイターがこのような記事を書きだしたことに注目したい。
というのも、現在このような暴落の鍵となる要素はたくさんあり、
このような記事が、そちら(マイナス要素)に注目がなされるきっかけとなる可能性があるからです。

また、中国、ロシアをはじめとするBRICs諸国が米国債からIMF債に乗り換える動きや、
準備通過問題を積極的に取り上げる動きをしていることにも注目したい。
BRICsの動きしだいで米ドル・米国債が一気に傾く可能性が充分にある。
(※参考「IMF債、中央銀行間で取引される可能性=ストロスカーン専務理事」)
(※参考「ロシア大統領、BRICs首脳会議で準備通貨問題を取り上げへ」)

※6月17日追記
BRICsのドル離れ、米国債離れの動きがさらに進んでいる様子。
この動きがいつさらに加速するか、そこが見極めどころか。
(※参考「BRICs:国債持ち合いなど検討、ドル依存低下に向け-首脳会議 」)
(※参考「BRICs首脳会議は新興国の発言権拡大を要求、ドルには言及せず」)

また、このようなBRICsの動きを根拠づけるように米国の財政赤字を報じるニュースが。
BRICsの動きと相まって再び極悪なファンダ面に市場の注目が集まるようだと暴落の危険性もある。
(※参考「2010年度米財政赤字は1兆4300億ドルに達する見通し=議会予算局」)

※6月18日追記
S&Pが米国の信用格付けの引き下げは短期的には可能性が低いと発表した。
米の太鼓持ち的存在の格付け機関の言葉を単純に信じる者はもはや少ないだろう。
現在の米国の信用力への懸念の大きさに慌てて対応した様子がうかがえて、逆効果の印象。
来週の米国債入札向けのリップサービスとみてよいかと。
(※参考「米信用格付け、短期的に「AAA」から引き下げる可能性低い=S&P」)

⑤英破綻懸念 B
財政赤字と通貨発行量が急増。
かなりの規模で財政政策を行ってきたにも関わらず、
銀行システム維持にさらなる増資が必要との報道。
(※参考「英中銀総裁:英銀行システムは追加増資必要になる可能性」)
また、英政府の経済見通しがIMFより甘い点も懸念材料。

⑥露破綻懸念 C
経済成長-9.5%。
石油価格次第では英より先に破綻する懸念あり。

※6月5日追記
WTI原油先物は現在約70ドルにまで上昇。
5月26日のNewsweekによると、
ロシアの2009年度予算は原油価格が41ドルとの見通しに基づいているとのこと。
現在の価格帯を維持できるのであれば、ロシアの危機は遠のくことになる。
また、
同記事によるメドベージェフ大統領の発言によると、
「2010─12年の予算は、
慎重な原油価格見通しを踏まえて編成されるべきとの見方を示し」ているようで、
「クドリン財務相は記者団に対して
「政府は保守的なシナリオを支持する。
2010年の(原油価格)予想は50ドル、
2011年は52ドル、2012年は53ドル」と語った」
そうだ。
(「」内はNewsweek「ロシアの今後3年の予算、慎重な原油価格予想に基づくべき=大統領」より引用 )
一時よりはかなり減ったとはいえ、
もともと、外貨準備高が豊富なロシア。
(2月1日時点で、3868億9400万ドル※参考「 [ロシア株]外貨準備高は1月に9.4%減 」 )
上記のような保守的な見通しで予算が組まれるのであれば、
原油価格急落という状況にならない限り、
ロシアの危機というのはしばらく遠ざかりそうだと考えられる。

⑦北朝鮮問題 B
北朝鮮に弾道ミサイル再発射の可能性があるとの報道。
日経新聞の報じるところによると、発射は早ければ今月中の可能性もあり、ということ。
万が一ミサイル(の切り離し部品)が日本に落ちるようなことがあれば、リスクは一気に増大する。
また、時事通信によると、中国共産党機関紙が5月31日に、北朝鮮の有事への対応に関する専門家の見解を載せたとのこと。
共産党機関誌が友好国である北朝鮮に関してこのようなことを取り上げるのは異例のことらしい。
さらに、
韓国が「大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)」に全面参加すると発表したことに関しても、
北朝鮮は「宣戦布告とみなし、敵対行為には即時に軍事的に対応する」とする厳しい声明を発表している。

※6月14日追記
国連安全保障理事会は制裁を含む決議を採択。
これを受けて北朝鮮はウラン濃縮作業とプルトニウムの兵器化を再開することを発表。
今後の動向いかんで、
1、北朝鮮がこれまでと同様に日米韓から食料等の援助を受けるために核のカードをちらつかせるのか
2,米国の凋落を機に本格的な核武装に入るのか、
が分かるため注視したい。
2,のケースとなれば、大規模な戦争になりかねず日本にとっても一時的に大きなリスクとなる。

⑧ラトビア破綻 C
バルト諸国の1つであるラトビアが経済破綻の危機に瀕している。
6月3日に発行予定であった政府短期証券への入札がゼロになり、
さらに通貨ラトの切り下げ観測もでてきた。
これにより、周辺諸国であるポーランドやハンガリー等の通貨が下落。
また、ラトビア向けの融資が多いスウェーデンの銀行株も急落。
このような連鎖反応が西欧にまで届くと重大な危機を招きかねないため、警戒。

※6月20日追記
6月19日、
EU首脳会議で、EU首脳がラトビアへの追加融資を迅速に行うとする欧州委員会の計画に支持を表明。破綻懸念はさらに後退。
(※参考「EU首脳、ラトビアへの迅速な追加融資への支持表明」)

⑨巨額米国債入札 A 
先週、総額650億ドルの米国債入札を行ったばかりだが、
来週はさらに巨額の総額1040億ドルの米国債入札を行う。
入札スケジュールは、
23日に400億ドルの2年債、
24日に370億ドルの5年債、
25日に270億ドルの7年債入札を実施。
米国債に波乱があれば、市場にも大きな影響があるため注意。
詳しくは こちらの記事 で。

*** テクニカル ***
①5日線、転換線を割る C
16日、一気に下値をつけて、5日線、転換線を割った。
このまま25日線を割るようなことがあると調整色を強める可能性あり。

②パラボリック売り転換 C
16日、パラボリックが売り転換を達成。
こちらも注意したい。

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☆総合考量☆
引き続き、25日線を割るか否かで強さを判断したいところ。

ファンダ的にみた場合には、やはり下落を超えて暴落すら招きかねない要素が非常に多いため、暴落に対するヘッジは必要と考えます。

来週は巨額の米国債入札とFOMCでの発言が大きな注目点となります。
米国債入札が不調であれば、ドル安に大きく振れる懸念があります。
また、G8でも言及された出口論への言及がFOMCでもあるかが注目されますが、
財政出動をやめ出口戦略を行う方向での発言があれば、金利が低下する可能性があり、
ドル安に振れる可能性が高いと思います。
しかし、それ以上の懸念は、財政出動という株価の下支えがなくなり、株価がフリーフォールすることです。
一方、出口は遠いとして財政出動を引き続き積極的に行うとの発言があった場合、
財政破綻懸念、金利上昇懸念が生じるかと思います。

どちらにせよ、大きな波乱要因となる可能性があるため、
下落用に強めのヘッジを備えることをお勧めします。

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【結論】
ロングポジにはオプションを利用した「プットバック」が
ショートポジにも「プットバック」がヘッジとして有効だと思います。

巨額の米国債入札で波乱がおき、
いったん下に動き出せば大きく崩れる可能性があります。
暴落に強いプットバックは、
備えとして大きな意味を持つと思います。

※参考までに『プットバックの組み方』
プットバックが組みたいけど、どう組めばいいか分からない。
という方向けに、簡単に説明させていただきます。
このポジションは、
なるべく先の限月のPUTの売りと買いを組み合わせます。
(出来高を考えると、今なら9月限あたりが妥当かと)
ATMのPUTを数枚売り、さらにOTMのPUTを数枚買います。
(※証拠金のことを考えると、買いから組み始めた方がよいかと思います。)
ATM側の枚数よりOTM側の枚数の方を多く仕込むことで、
暴落時にOTMPUTの価格が噴きあがり、大きな利益となりえます。
(※ショートストラングルを組んでいた人の買戻しなどが関わってくるため、必ずそうなるというわけではありませんが…)
ATM側の枚数とOTM側の枚数をどのような比率にするか、は色々とあるのですが、
大きな動きに備えるならば、「ガンマ」に合わせるのがよいかと思います。
すなわち、ATM側の売りとOTM側の買い全体でガンマがフラットになるようにポジションを組むのです。
以上、簡単ではありましたが、説明させていただきました。
なお、あくまでこの組み方はハレるが好む組み方であり、
実際に組まれる際は、自己責任でお願いいたします。

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Author:ハレる
年齢:30歳手前
2002年から相場で口を糊しております。
投資スタイルは、株式・日経225先物・日経225オプションを組み合わせた短~中期トレード。
メインポジション:優位性の追求
ヘッジポジション:最悪の事態回避
という方針で日々相場と向き合っております。

リチャード・デニスやウィリアム・エックハートと、投資スタイルは違うものの同じ信念を共有していると考えています。
その信念とは「優秀なトレーダーは教育によって育成できる」というものです。
その信念に基づき、現在2人の弟子をとり、日々相場や社会構造、ひいては人間のあり方や認識についてまでせっそうなく議論し、共に精進しています。

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